安村直樹アナウンサー(36)が都内の大学医学部に入学し、アナウンサーと医大生の「二刀流」生活をスタートさせたというニュースが飛び込んできました。テレビで見慣れた顔が白衣を着て聴診器を持つ姿を想像すると、なんだかワクワクしませんか?キャリアチェンジが当たり前になった今の時代、36歳での医学部挑戦という安村アナの決断は多くの人の心を動かす勇気ある一歩です。今回は、この驚きの挑戦の裏側に迫ります。
アナウンサーから医学生へ!安村直樹の意外な転身
「Oha!4」でお馴染みのキャリアと隠れた夢
朝の情報番組「Oha!4 NEWS LIVE」の月曜・火曜のメインキャスターとして、また日曜日の「シューイチ」のメンバーとしてもお馴染みの安村直樹アナ。2025年4月、彼が36歳にして医学部に入学したという報道は多くの視聴者を驚かせました。
安村アナと言えば、2011年入社の日本テレビのエースアナウンサーの一人。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、日本テレビに入社し、数々の番組を担当してきました。実は彼、大学時代には「脳科学」や「人間の行動」に関する研究にも取り組んでいたそう。人の心と体の仕組みへの関心は学生時代からあったのですね。
しかし少なからぬ人が「なぜ今?」と疑問を抱いたはず。実は安村アナの医師への憧れは幼少期から続いていたもので、彼の中では長年温めてきた夢だったのです。
父親は内科医、幼少期からの憧れが原点に
安村アナが医学部進学を決意した最大の理由は、父親の存在でした。「内科医である父に憧れ、幼い頃から医師への憧れがありました」と本人も語っています。
安村アナはテレビ番組『おしゃれイズム』でも「父は内科医です」と明かしていました。小さい頃から医療の現場に触れる機会が多く、「父のように人を助けたい」という思いが彼の心の中で大きくなっていったのでしょう。
実は慶應大学在学中も、医学部編入を目指して勉強していた時期があったそうです。しかし、同級生に誘われて受けた日本テレビの採用試験に合格。「言葉で命を救うことができるなら」と決意し、アナウンサーの道を選んだのでした。それでも、医師への情熱は消えることはなかったようです。
決断の裏にある感動的なエピソード
祖母の死が転機に、医療への感謝と決意
安村アナの医学部進学には、もう一つ感動的なエピソードがありました。彼は日本テレビを通じて「3年前に祖母を病で亡くし、医療スタッフの方々に温かく寄り添っていただいた経験から、医師への想いがさらに強くなり、受験を決意し、勉強を続けてきました」とコメントしています。
大切な人を失うという経験が、彼の心に大きな影響を与えたのでしょう。医療現場のプロフェッショナルたちの姿に触れ、単なる憧れだけではなく「自分もそうありたい」という強い思いに変わっていったのかもしれません。
また、アナウンサーとして災害報道やコロナ禍での取材を経験する中で、「人の命に関わる仕事の尊さ」をより実感するようになったという話も。報道の現場で見てきた様々な現実が、彼の決断を後押ししたのでしょう。
36歳での挑戦、何年も前から準備していた
「いきなり思いついて医学部に行った」わけではなく、安村アナは数年前から着実に準備を進めていたそうです。36歳という年齢で医学部に入学するのは簡単なことではありません。仕事をしながらの受験勉強は相当な覚悟と努力が必要だったはずです。
特に医学部の入試は難関として知られており、社会人が合格するのは至難の業。安村アナは「社会人入試」や「学士編入制度」などを活用したのではないかと見られていますが、報道によれば「学士編入ではなく1年生としての入学」だったとのこと。まさに一からのスタートを選んだわけです。
アナウンサー×医大生の二刀流ライフ
仕事と学業、どうやって両立するの?
最も気になるのは、アナウンサーの仕事と医学部の勉強をどう両立させるのかという点でしょう。医学部と言えば、授業数が多く、実習や試験も厳しいことで知られています。一般的な大学生でも大変なのに、テレビの仕事を続けながらとなると、その時間管理術は驚異的と言わざるを得ません。
日本テレビによると、安村アナは現時点では、これまで通りレギュラー番組に出演する予定とのこと。「Oha!4 NEWS LIVE」の月曜・火曜のメインキャスターや、「シューイチ」の日曜日のメンバーとしての出演も続けるようです。
安村アナ本人も「学業と仕事を両立できるように、共に真摯に向き合ってまいります」と意気込みを語っています。きっと徹夜の勉強や休日返上のスケジュールなど、並々ならぬ努力があるのでしょう。
医学部はどこ?東京医科歯科大学など有力候補
安村アナが入学した医学部について、具体的な大学名は公表されていません。報道では「都内の大学の医学部」としか明かされていません。
ネット上では、東京医科歯科大学や昭和大学、日本医科大学などが候補として挙げられています。通学のしやすさや社会人入試を実施している大学、そして仕事と両立しやすい柔軟なカリキュラムがある大学が候補になるでしょう。
働きながら通える環境を考えると、アクセスの良い立地の大学である可能性が高いですね。いずれにせよ、厳しい入試を突破したことは間違いなく、その学力と意志の強さには感嘆するばかりです。
将来の展望と周囲の反応
医師になるの?医療ジャーナリスト?注目される進路
今後の安村アナの進路についても注目が集まっています。6年間の医学部を卒業後、医師国家試験に合格すれば医師免許を取得できますが、アナウンサー活動を続けながら臨床医として働くことは現実的に難しいかもしれません。
一方で、医学の知識を活かした「医療ジャーナリスト」としての道も考えられます。医学と報道、両方の分野に精通した希少なタレントとして、新たな活躍の場が広がる可能性もあります。
同僚アナウンサーや番組スタッフからは、この大胆な挑戦を応援する声が多く上がっているようです。テレビ局内でも「前代未聞」と驚きの声が広がっていると伝えられています。
SNSでは「実家が太い」という声も
この報道に対し、SNSでは「安村直樹アナが医学部とアナウンサーの両立ね。実家が太いんだという感想」といった反応も見られました。確かに、36歳で医学部に入学し、6年間の在学期間を経て医師になるためには、相応の経済的基盤も必要でしょう。
しかし、そうした声よりも「社会人でも夢を追いかけられる」「年齢に関係なく新しいことに挑戦する姿勢がかっこいい」という前向きな反応の方が多いようです。安村アナの挑戦は、多くの人に勇気と希望を与えているのかもしれません。
まとめ:安村アナの挑戦から学ぶこと
安村直樹アナウンサーの医学部進学は、「夢を諦めない」「いくつになっても挑戦できる」という素晴らしいメッセージを私たちに届けてくれました。父親への憧れから始まり、祖母の死という経験を経て強まった医師への思い。そして36歳という年齢にも関わらず、その夢を追いかける勇気。
これからの安村アナの「二刀流」生活は決して楽なものではないでしょう。しかし、彼がアナウンサーとしての経験を医学にどう活かし、また医学の知識をアナウンサー業にどう還元していくのか、その相乗効果にも期待が高まります。
私たちも安村アナの挑戦から、「好きなことを諦めない」「年齢は関係ない」という大切なメッセージを受け取ることができるのではないでしょうか。彼の今後の活躍から目が離せません。