140本塁打の怪物スラッガー!佐々木麟太郎の知られざる素顔と米国での新たな挑戦

 高校野球史上最多となる140本塁打。その驚異的な記録を打ち立てた花巻東高校の佐々木麟太郎選手が、今、アメリカの名門スタンフォード大学で新たな挑戦を続けています。身長184cm、体重113kgの恵まれた体格と強烈な打撃センスで日本中を熱狂させた”超高校級スラッガー”の素顔とは? 大谷翔平を育てた名門校出身の彼が、プロの道ではなく海を渡った理由、そして知られざる裏話まで、徹底的に迫ります。

驚異のパワーと驚愕の食欲!”大食漢”佐々木の実態

 佐々木麟太郎といえば、その圧倒的なパワーが特徴ですが、そのエネルギー源となっているのが驚異的な食欲です。中学時代、なんと1度の食事で「白米丼3杯とラーメン3人前」を平らげたという逸話は有名。さらには「5合の炊飯器を1人で空にした」こともあるとか。寿司なら50貫以上をペロリと食べてしまうという、まさに”怪物級”の胃袋の持ち主なのです。

このような大食漢ぶりは、体重113kgという恵まれた体格の源。そのパワーが140本という驚異的な高校通算本塁打記録につながったことは間違いないでしょう。ちなみに彼の趣味も「食べること、睡眠、読書」と答えており、”食”への情熱がうかがえます。

父は名将、師匠は大谷の父!エリート環境で育った麟太郎

 佐々木麟太郎選手の父親は、花巻東高校野球部の佐々木洋監督です。大谷翔平や菊池雄星といったメジャーリーガーを育てた名将として知られています。実は佐々木監督、最初はバドミントン部や女子ソフトボール部の顧問だったという意外な経歴の持ち主。野球部監督に就任するとわずか3年で花巻東を初の甲子園出場へと導いた手腕は、まさに「名将」の名にふさわしいものです。

さらに興味深いのは、佐々木麟太郎選手の中学時代。なんと大谷翔平のお父さんである大谷徹さんが監督を務める金ケ崎リトルシニアに所属していたのです。実は大谷徹さんが、佐々木監督に「うちの麟太郎を見てもらえないか」とお願いしたという驚きのエピソードも。日本を代表する二人のスター選手の父親同士のつながりは、野球ファンにとって興味深い逸話です。

甲子園での挫折と「逆襲」の誓い

 驚異的な活躍を見せた佐々木選手ですが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。2022年の選抜大会で初めて甲子園に出場した際、4打数無安打、2三振に終わり、チームも初戦敗退。その屈辱を胸に、トレーニング室の壁に「花巻東の逆襲」と題した紙を貼り、赤いマーカーで「地獄だった……甲子園という圧に負けた……情けない。俺はセンスがない。才能も将来性も何もない」と悔しさをぶつけたと言います。

この悔しさをバネに成長した佐々木選手は、最終学年となる3年生の夏、チームをベスト8まで導きました。自らの手で「逆襲」を果たしたのです。

スタンフォード進学の裏に「孫正義」への憧れ

 多くのプロ球団が注目する中、佐々木選手は2023年のドラフトでプロ志望届を提出せず、アメリカの名門・スタンフォード大学への進学を決断。この意外な決断の裏には、実は意外な人物への憧れがありました。

「孫正義さんに自分は感銘を受けて、アメリカの大学を選んだというのが理由に1つあって」と佐々木選手は告白しています。「孫正義さんは高校を中退なさって、アメリカの大学に進学して今の地位まで築いた努力の精神というのに感銘を受けて」と語り、野球だけでなく経営者としての将来も視野に入れていることをうかがわせます。

実際、佐々木選手が高校時代に記したノートには、孫正義氏ら実業家の写真の切り抜きが貼られており、目標の一つに「起業」を挙げていたことも明らかになっています。まさに「野球バカ」ではない、広い視野を持った若者の姿がそこにあります。

寮生活の面白エピソード!カラオケと長風呂トーク

 厳しい練習の合間の寮生活では、意外な一面も。同級生たちとの思い出を語る座談会では「夜はいつもみんなで集まって話をした」と振り返ります。「柚樹の部屋でカラオケしたこともあった」と語れば、友人の千葉選手から「マジ迷惑!人の部屋で大声で歌って」と突っ込まれる場面も。

また「よくお風呂でも語ったよね。長風呂になっちゃって」と寮生活の楽しい思い出を語る姿からは、野球への真剣さとは別の、等身大の高校生としての一面がうかがえます。

友人から「1度寝たら、起こしても起きないから、絶対!」とツッコまれるほどの熟睡ぶりも、ハードな練習に打ち込む証しかもしれません。

スタンフォード大学での活躍と日本人留学生の先駆者に

 2024年2月14日、スタンフォード大学が公式サイトで佐々木選手の入学を発表。背番号「3」のユニフォームを身にまとった写真が公開されました。現在、佐々木選手は1年生ながらリーグ戦で結果を残しており、15試合に出場して打率.317、14打点を記録。本塁打こそまだ出ていませんが、14試合連続出塁という安定感を見せています。

佐々木選手が所属するNCAAディビジョン1は、アメリカの大学野球リーグの最高峰であり、多くのメジャーリーガーを輩出しています。彼の活躍は、井上心太郎(カンザス州立大)、石川ケニー(シアトル大)、武元一輝(ハワイ大)など、アメリカの大学で奮闘する他の日本人選手たちにも良い刺激となっているようです。

今後の展望:大谷翔平の後を追うか、新たな道を切り開くか

 「アメリカはいつ行かれるんですか?」との問いに「3月中には行きたいと思っています」と答えていた佐々木選手。友人との座談会では「ビザが取れたらすぐにでも」と渡米への意欲を見せていました。「スタンフォード大の授業にはついて行ける?」との問いには「やってみないと分からない!」と、未知の挑戦に臆することなく挑む姿勢も。

今後、彼は大谷翔平のようにMLBを目指すのか、それとも孫正義のように別の分野で才能を開花させるのか。いずれにせよ、佐々木麟太郎という稀有な才能の持ち主の挑戦は、まだ始まったばかりです。日本中、いや世界中が注目する彼の今後の動向から目が離せません。

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