メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)と真美子夫人(28)に第1子となる女の子が誕生しました。日本時間4月20日早朝、大谷選手は自身のインスタグラムで「大谷家にようこそ」と英語で投稿し、赤ちゃんの足の裏と愛犬デコピンの写真を添えて喜びを報告しました。スポーツ界のビッグカップルに待望の第1子誕生のニュースは、早朝にもかかわらず日本中を歓喜の渦に巻き込みました。今回は、この特別な瞬間に至るまでの大谷夫妻の知られざるエピソードをお届けします。
「大谷家へようこそ」感動の報告
大谷選手は、インスタグラムで「健康で美しい娘を産んでくれた愛する妻に心から感謝しています。そして娘へ、私たちをとても緊張させ、同時に大きな喜びを与えてくれてありがとう」と妻と生まれたばかりの娘への感謝の気持ちを綴りました。さらに、「ドジャース球団、チームメート、そしてファンの皆さまの変わらぬ支援と温かい励ましに感謝いたします」と続け、医療関係者へも感謝の意を表しています。
この特別な時を迎えるため、大谷選手は4月18日(日本時間19日)からメジャーリーグの産休制度「父親リスト」に入り、テキサス州アーリントンでのレンジャーズ戦に同行せず、妻の出産に立ち会ったとみられています。この制度を利用すれば、最長3日間休暇を取ることができます。
発表後、ドジャースの公式X(旧ツイッター)も「ショウヘイ&マミコ、娘さんの誕生おめでとうございます!」と祝福のメッセージを投稿。SNSでは「真美子さん」「真美子夫人」などの関連ワードがトレンド入りし、「早朝から気分最高!」「デコピン、お兄ちゃんだね」「娘さんにデレデレな大谷パパを見るのが楽しみ」といった祝福コメントが溢れました。
馴れ初めは一度の「断り」から始まった恋
大谷夫妻の出会いは2021年頃、東京湾岸エリアのアスリート用ジムでのことでした。元バスケットボール選手で身長180cmの真美子さんは、偶然にすれ違った大谷選手から食事に誘われたものの、最初はその誘いを断っていたといいます。
「真美子さんはスーパースターである大谷選手からデートに誘われたものの、初めは応じなかったそうです。彼女はかねて『チャラい男性は好きじゃない』と言っていましたからね」と真美子さんの知人は語ります。
興味深いのは、真美子さんが大谷選手の誘いを受けたのは、両親の勧めがあったからだとか。「”本当はどんな人なのか、一度は会ってみたら?”といった両親のひと押しもあり、真美子さんは大谷選手と食事することにしたそうです。そこで大谷選手の真面目な人となりを知り、次第に引かれていって、交際に発展したといいます」。
大谷選手自身も文春オンラインのインタビューで、「彼女が『最初に会った』と言うときのことを僕は認識していなかったんです。彼女曰く『すれ違いざまに挨拶してくれた』と言うんですけど、僕はそれがどこなのか思い出せない」と話し、「その次の2回目と3回目に会ったときのことはしっかり覚えています」と述べています。
また、大谷選手は自分が真美子さんに惹かれた理由について、「これというのはないですね。全体的に雰囲気というか、一緒にいて楽しいですし。なんというんだろう、これひとつというわけではなく、全体的な雰囲気が合っているかなというか」と語っています。
夫婦で楽しむ”意外な趣味”とホームスイートホーム
結婚後の大谷夫妻の日常には、意外な趣味も。大谷選手は映画やドラマ鑑賞が好きで、真美子夫人と一緒にNetflixで『フィアー・ストリート』というホラー映画三部作を楽しんだことを明かしています。また、人気ドラマ『ブレイキング・バッド』も視聴していたとか。
結婚前からも、遠距離恋愛中は電話で親交を深め、同じタイミングで”遠距離ドラマ鑑賞”をしていたようです。「長い作品なので全話観るにはかなり時間がかかりますが、大谷選手が話題にした時期から考えても、強い自制心で毎日少しずつ真美子夫人と一緒に観ていたのではないでしょうか」と海外ドラマコラムニストは指摘しています。
また、大谷選手は「時々ゲームで息抜きする」という意外な一面も。「真美子夫人と2人で協力プレイをしている」ともされていますが、「真美子さんがゲーム好きだという話は聞いたことがないです。きっと大谷選手に付き合ってあげているのではないでしょうか」とスポーツ紙記者は語ります。
真美子夫人の大谷選手への気遣いは徹底したものだったようです。結婚前も、大谷選手との関係をほとんど周囲に話さなかったとされ、「大スターとの交際を隠し通すのは簡単なことではありません。プライベートを大事にしたいという大谷選手の意向を尊重したのでしょう」と関係者は証言しています。
家族愛に包まれて育った大谷選手
大谷選手自身も深い家族愛に育まれてきました。岩手県出身の大谷選手は、父親の徹さん、母親の加代子さん、7つ上の兄・龍太さん、2つ上の姉・結香さんの5人家族の末っ子として育ちました。
「お父さんから怒られたのは、グラウンドでの野球のときだけですね。家に帰ってからはほぼなかったと思いますよ」と大谷選手が振り返るように、野球の指導では厳しいものの、家庭では子供の自由を重んじる教育方針だったようです。
特に兄の龍太さんは大谷選手の成長に大きな影響を与えました。「小さいころ、龍太さんは毎日キャッチボールをしながら、野球の基本を教えてくれました。例えば、投げ方や体を鍛える方法など、大切なポイントを教えてくれたんです」。社会人野球の選手として活躍していた龍太さんは、「プレッシャーに負けない方法」も教えるのが上手だったといいます。
姉の結香さんも大谷選手の支えとなっています。「日ハムの試合や2016年のオールスターゲーム、メジャーに飛び立つ前の日本でのラストゲームなど、大谷の節目となる試合にお姉さんは加代子さんとともにスタンドに駆けつけていました」とスポーツ紙記者は証言します。
真美子夫人の妊娠生活と夫婦の絆
真美子夫人は妊娠中も健康管理に気を配っていたそうです。「安産を願い朝晩ストレッチし、適度な運動をするようにしているそうです。また肌にいいミックスナッツを家に常備して、砕いてサラダにトッピング。お菓子を食べるときはオーガニックのものを、パンも全粒粉のものを選ぶなどして、妊娠中も健康や美容に気を使っていると聞いています」と在米ジャーナリストは明かしています。
今年3月、大谷選手が日本滞在中でも二人の絆は変わりませんでした。「第1子妊娠中のため来日することができなかった真美子さんと、毎日ビデオ通話していたそうです。日本中を沸かせたホームランも真美子さんに自らの口から報告したことでしょう。時折、デコピンも参加したと聞いています」。
大谷選手が真美子夫人への思いを公に語るのは珍しいことですが、「3月11日に公開された警備会社・セコムのCMのメイキング映像で、”家が一番安心できる場所”だと語っていました。また過去には敵地での試合が続き、寂しくないかと聞かれて、真美子さんに『寂しいと言わせたい』と返答したことも…」とスポーツ紙記者は語ります。
愛犬デコピンも”お兄ちゃん”に
出産報告の投稿で注目を集めたのが、赤ちゃんの足の写真と一緒に掲載された愛犬デコピンの姿です。「デコピン、お兄ちゃんだね」「愛犬デコピンもこっそり登場してるの尊すぎる…」「ぴったり寄り添ってる」とファンからコメントが寄せられています。
コーイケルホンディエという珍しい犬種のデコピンは、大谷家では大切な家族の一員。昨年12月に真美子夫人の妊娠を発表した際も、デコピンと一緒にピンクのベビーウェアとシューズを収めた写真を公開していました。
3月にLAで留守番していたデコピンの写真を大谷選手がインスタグラムに投稿したことからも、デコピンが夫妻にとってどれだけ大切な存在かがうかがえます。これからは赤ちゃんも含めた新しい家族の形ができていくことでしょう。
未来への期待と祝福の声
今後の大谷選手は、育児と野球の両立という新たな挑戦に臨むことになります。既に今季は打者として20試合に出場し、打率.288、6本塁打、8打点、5盗塁をマーク。2023年に受けた右肘手術のリハビリも進め、今季中の投打「二刀流」復活も目指しています。
新たな命の誕生は大谷選手にとって更なるモチベーションになるかもしれません。「娘さんにデレデレな大谷パパを見るのが楽しみ」とファンが期待するように、これからは選手としてだけでなく、一人の父親としての大谷翔平選手の姿も注目されることでしょう。
そして何より、家族を大切にする大谷選手にとって、愛する妻と愛犬、そして新たに迎えた娘との生活は、かけがえのない宝物となるはずです。大谷家の新たな歴史の幕開けを、私たちも心から祝福したいと思います。
国民的スターである大谷選手の喜びは、まるで身内のことのように多くの日本人の心を温かくしています。「なんか初孫できておじいちゃんになったような気分で早朝から気分最高!」というファンのコメントが、この特別な瞬間を共有する多くの人々の気持ちを表しているのではないでしょうか。
大谷翔平選手、真美子夫人、そして生まれたばかりの大谷家の新しい家族に、心からおめでとうございます!