今や世界中で愛されるシンガーソングライター・藤井風さん。彼の音楽性や人柄の背景には、愛情深い家族の存在があります。4人兄弟の末っ子として育った風さんの家族構成から、ファンの間で話題になっている心温まるエピソードまで、たっぷりとご紹介します!

藤井風を支える音楽一家の構成
藤井風さんは岡山県浅口郡里庄町で、両親と4人兄弟の末っ子として生まれました。家族構成は以下の通りです:
- 父:藤井三男(71歳・2024年現在)
- 母:藤井さん(名前非公表)
- 長男:藤井空(13歳上・プロミュージシャン)
- 長女:藤井海(12歳上・既婚、子供あり)
- 次女:藤井陸(10歳上・元美容師との噂も)
- 末っ子:藤井風
兄弟全員の名前が自然に関連していて、とても素敵ですよね。「空」「海」「陸」「風」と、まるで大自然の四要素を表しているようです。
美形揃いの藤井家4兄弟
ファンの間でも話題になっているのが、藤井家の4兄弟全員が美形だということ。写真を見ると確かに全員が整った顔立ちをしていますが、意外なことにあまり似ていないとも言われています。それぞれが違った魅力を持つ美男美女揃いの家族なんです。
藤井風の音楽のルーツは父親にあり
「おとん様」として愛される父・三男さん
藤井風さんの音楽人生において最も大きな影響を与えたのが、父親の三男(みつお)さんです。風さんから「おとん」と呼ばれ、ファンの間では「おとん様」として親しまれています。
三男さんは日本大学芸術学部演劇学科を卒業し、高校時代にはトランペットやフルートなどの楽器を演奏していた才人です。この音楽的な素養が、風さんの音楽性に大きく影響しているのは間違いありません。
3歳から始まった英才教育
驚くべきことに、風さんは3歳の頃から楽器の得意な父親にピアノやサックス、英語まで教えてもらっていました。「おとんが膝の上に乗せていろんないろんな音楽を聴かせてくれたり、弾かせてくれたりしてました。何でも弾いてましたね。演歌とかから歌謡曲から昔のポップスからジャズからクラシック」と風さんは振り返っています。
この多様な音楽体験が、現在の風さんの幅広い音楽性の基盤となっているんですね。
YouTubeを始めたきっかけも父親の先見の明
小学6年生の終わり頃、「これからはYOUTUBEの時代」と父親に言われたことをきっかけに初めて動画投稿を始めたそうです。なんと15年も前からYouTubeの可能性を見抜いていた三男さんの先見の明には驚かされます。
家族の絆を感じる心温まるエピソード
実家の喫茶店「ミッチャム」を買い取った理由
藤井風さんの実家は「未茶夢(ミッチャム)」という喫茶店を経営していました。両親の年齢や母親の病気もあり経営継続が困難になったため、2022年12月31日に風さん本人が実家を買い取って修復工事を施したのです。
椅子のデザインやレトロ感、昭和の雰囲気が残るカウンター棚など、できるだけ当時の状況を残しながら最低限の修復をしたそうです。売却という選択肢もあったはずですが、あえて買い取ったのは、実家が豊かで楽しい思い出が詰まった場所だったからでしょう。
紅白歌合戦での実家中継に込めた思い
2021年の紅白歌合戦で、風さんは実家からの中継で「きらり」を演奏しました。視聴率の高い番組に実家を登場させるのは相当なリスクを伴いますが、それでもあえて実行したのは「自分の原点、故郷をみんなに知ってもらいたい」という強い気持ちがあったからです。
母親との仲睦まじい2ショット公開
2025年5月15日、風さんは自身のInstagramストーリーズで「Everyday is a Mother’s Day(毎日が母の日)」と添えて、母親との2ショットを顔出しで公開しました。スーツ姿の風さんが母親と車に乗車している仲睦まじい様子に、ファンからは「親孝行で推せる」「お母様綺麗」「目元がそっくり」といった声が寄せられています。
風さんの可愛すぎるエピソード集
コンビニのATMで迷子になった話
これは本当に微笑ましいエピソードです。ある日、風さんが「お金を下ろしたい」と言うのでマネージャーのずっずさんがローソンまで車で送ったところ、なかなか風さんが戻ってきませんでした。心配したずっずさんが様子を見に行くと、なんと風さんは「ロッピー」(店内端末)でお金を下ろそうとしていたのです!
普段は大人っぽい風さんの意外な一面に、ファンならずとも「可愛すぎる!」と思ってしまいますよね。
小学生時代の運動会エピソード
小学生の頃の風さんは、運動会のかけっこで腕を振るのではなく、両手を飛行機のように広げてふわふわと走っていたそうです。この時点で既に風さんらしい独特の感性が表れていたんですね。
中学の卒業文集が面白すぎる
中学の卒業文集で風さんは以下のようなランキングに選ばれていました
- 「おならからラベンダーの香りを漂わせそうな人」で3位
- 「明太子を一粒一粒食べそうな人」で1位
- 「会いたくて会いたくて震える人」で2位
- 「ルパン三世の実写化があったら峰不二子役」で2位
このユニークなランキングからも、クラスで人気者だった風さんの人柄が伺えます。
隠された優しさ:病院慰問の秘話
2022年12月、風さん自身が色々と大変な時期に、大阪市内の病院から依頼を受けて入院中の子どもたちを訪問していたことが後に明らかになりました。この時期は燃え尽き症候群気味で、LAATツアーの準備や紅白の準備で多忙を極め、精神的にもキツい時期だったにも関わらず、そっと慰問を行っていたのです。
この話を聞いたファンは「天使すぎる」と感動し、逆に風さんも子どもたちから元気をもらったのではないかと推測されています。まさに「与えられるものこそ与えられたもの」という風さんの哲学を体現するエピソードですね。
家族との絆が生み出す音楽
兄・空さんとの音楽活動
13歳年上の兄・空さんは現在もプロミュージシャンとして活動しており、風さんとも一緒に活動しています。幼少期は年齢差もあって関わりは少なかったそうですが、大人になるにつれて関係が深まり、今では音楽パートナーとしても重要な存在です。
家族からの贈り物を大切にする風さん
風さんは家族からもらった物をとても大切にしており、お父さんからもらったサングラスはPVやMVで着用している姿がよく見られます。また、お母さんからもらった手縫いのタオルを肌身離さず日常使いしているそうです。
まとめ:愛に包まれて育った天才の素顔
藤井風さんの音楽性や人柄は、愛情深い家族に囲まれて育まれたものだということがよく分かります。父親の音楽的指導、母親の温かいサポート、兄弟との絆、そして故郷への深い愛情。これらすべてが現在の風さんを形作っているのです。
コンビニのATMで迷子になったり、優しさから病院慰問を行ったり、家族からの贈り物を大切にしたりと、風さんの人間味あふれるエピソードを知ると、ますます彼のことが好きになってしまいますよね。
これからも家族の愛に支えられながら、世界中に素晴らしい音楽を届け続けてくれることでしょう。風さんの今後の活躍から目が離せません!